バングラデシュのコンテナ施設で大規模火災、少なくとも49人死亡
6月 06, 2022 14:48 Asia/Tokyo
バングラデシュ南東部のコンテナ施設で大規模な火災が発生し、少なくとも49人が死亡しました。
ロイター通信が6日月曜、報じたところによりますと、火災は4日土曜夜、バングラデシュの港湾都市チッタゴンから40キロの距離にあるシタクンダのコンテナ施設で発生しました。
この火災で200人以上が負傷したとみられ、負傷者には消防士や警察官も含まれるということです。
火災の原因は現時点では明らかにされていませんが、消防関係者は、過酸化水素が入ったコンテナが爆発し、他のコンテナに次々と燃え広がったとみています。
爆発は5日日曜も続き、消防士のほか軍も参加して消火に当たっています。
地元の医師は、負傷者の一部は重篤な状態で、救助活動がまだ続いていることから、死者数は今後増える可能性があると指摘しています。
バングラデシュでは規制が緩く、法執行も厳格ではないことから、工業地帯でここ数年に何件もの大規模火災が発生し、数百人の死者を出しています。
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