韓国、国内初のサル痘感染者を確認
6月 23, 2022 16:51 Asia/Tokyo
KDCA韓国疾病予防管理庁が22日水曜、国内で初めてのサル痘感染者を確認したと明らかにしました。
ロイター通信が22日水曜、ソウルから報じたところによりますと、この感染者は21日火曜午後にドイツから入国した韓国人で、治療のため仁川医療センターに搬送されました。
この韓国人は現在、喉の痛みや皮膚の症状があるとされています。
今回の感染例の確認を受け、KDCAはサル痘の警戒レベルを上から2番目に引き上げるとともに、今後はサル痘感染例が多い地域からの入国者を中心に検疫を強化する意向です。
なお、KDCAは同日朝方、感染疑い例が2件報告されたと発表していました。
ちなみにもう1人は外国籍で、今月19日から潜在的症状を示していましたが、サル痘の検査は陰性で、別の病気と診断されたということです。
なお、アジアでのサル痘検出はこれで2件目で、これに先立ちシンガポールで今月21日、航空機の客室乗務員として働くイギリス人男性のサル痘感染が確認されています。
現在までに、世界では欧米などを中心に40カ国で、2100人超のサル痘感染者が確認されています。
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