WHO、M痘巡る緊急事態宣言を維持
(last modified Thu, 16 Feb 2023 06:39:36 GMT )
2月 16, 2023 15:39 Asia/Tokyo
  • M痘      
    M痘      

WHO世界保健機関が、M痘(サル痘)に関する緊急事態宣言の維持を明らかにしました。

ロイター通信によりますと、WHO緊急委員会は15日水曜、一部の国で感染が続いているとして、M痘に関するPHEIC国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態を維持すると発表しました。

緊急委の会合に近い情報筋によりますと、M痘が流行したほとんどの国では事実上終息しているものの、西アフリカと中央アフリカの一部では引き続き脅威になっているということです。

 また、WHOはこれに先立って今月13日、赤道ギニアでエボラ出血熱とよく似たマールブルグ病の最初の感染が確認されたと発表した。これまでに少なくとも9人が死亡し、感染が疑われる人は16人に上っています。

WHOによると、マールブルグウイルスに感染すると発熱、倦怠感、血液の交じった嘔吐や下痢などの症状がみられ、致死率は最高で88%に上りますが、ワクチンや承認された抗ウイルス治療薬などはないとされています。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter     urmediem