イラン国家安全保障最高会議書記にラリージャーニー氏

イランのペゼシュキヤーン大統領は5日、同国の国家安全保障最高会議のトップにアリー・ラリージャーニー前国会議長を任命しました。

【ParsTodayイラン】ラリージャーニー氏は1958年生まれ。1992年から93年まで当時のラフサンジャーニー政権で文化イスラーム指導相を務め、その後2004年までイラン・イスラム共和国放送会長。2005年から2008年にかけて、当時のアフマディーネジャード大統領の指名により、1回目の国家安全保障最高会議の書記を務めており、今回が2回目の就任となります。

2008年から2020年までは国会議員。その間、2016年まで議長を務めました。また、2020年からはハーメネイー最高指導者の顧問も務めています。

今回ラリージャーニー氏を任命したペゼシュキヤーン大統領は、「新たな脅威への対応や戦略の定義の見直しなど、安全保障における賢明で国民のためになる政策決定を望む」と表明しました。

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