ロシア国連大使「イランへの制裁復活は違法」

ロシアのネベンジャ国連大使は19日、イランに対する国連制裁の再行使には正当性がないと述べ、核合意の署名国はそのような行動を取るべきではないと強調しました。

【ParsToday国際】ネベンジャ氏は19日の安保理会合で「イラン核合意を締結した国々は、イランに対する国連制裁を復活させる権利を持っていない」と述べ、英仏独が国連制裁を復活させる「スナップバック措置」を発動したことについて「まったく法的根拠がない」と批判しました。

ネベンジャ氏はその上で、欧州諸国がイランの核計画に関する外交解決を拒否しているとし、制裁の再行使は「主権を有する国に対する強要行為」であると述べました。

そして、制裁復活がイラン核合意およびそれを受けた国連安保理決議2231に直接的に違反していると指摘し、ロシアは制裁の復活を認めないと断言しました。

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