オスプレイ墜落事故で反対の声高まる

米軍横田基地所属のオスプレイが鹿児島県・屋久島沖で墜落した事故をうけ、国内各地でオスプレイへの反対論が高まっています。

米軍普天間基地に20機以上のオスプレイが配備されている沖縄県の玉城デニー知事は、記者団に「不安視されているオスプレイの危険性が図らずも現実になり、非常に残念だ」と述べました。

沖縄県は今回の事故をうけ、事故原因が明らかになるまで国内でのオスプレイ飛行を中止するよう日本政府に要請しました。

また、オスプレイ配備のための陸自駐屯地建設が計画されている佐賀県でも30日、同県吉野ヶ里町にある陸自・目達原駐屯地の前で市民らがプラカードを掲げてオスプレイ配備に反対の声を上げました。

この駐屯地では29日も非公開のオスプレイ飛行訓練が行われていました。

佐賀空港に計画されているオスプレイ配備と駐屯地建設をめぐっては、反対派市民らが計画の中止を求めて国を提訴する方針を表明しています。

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