能登半島地震の死者が64人に増加、石川・富山・新潟で計3万4300人が避難
(last modified Wed, 03 Jan 2024 05:36:07 GMT )
1月 03, 2024 14:36 Asia/Tokyo

石川県能登地方を震源とする地震での同県内の死者が64人に達しました。

能登半島地震

 

読売新聞など日本の報道各社によりますと、石川県能登地方で最大震度7を観測した地震で、現地時間1日夕方の発生から3日水曜午前11時までに、同県内で64人の死亡が確認されました。

しかし、まだ救出できていない場所も多く、この数字は今後さらに増える可能性があります。

また、重軽傷者は3日午前10時現在、石川県や富山県など7府県の計372人に上ったほか、避難者は石川富山新潟県の3県で計3万4297人となっています。

 

能登半島地震

 

さらに建物の被害も相次ぎ、全半壊は石川、富山、新潟県で計186棟確認されました。

また、この3県では計11万4796戸が断水しています。

そして、この地震による大規模な火災で、石川県輪島市では中心部を初め約4万平方メートルが焼失しました。

 

能登半島地震

 

日本の国土交通省の発表ではさらに、同県 珠洲すず 市と能登町を襲った津波の浸水区域が、東京ドーム21個分に相当する計約100ヘクタールに及ぶことが確認されました。

気象庁によりますと、能登地方とその周辺では余震とみられる地震も相次ぎ、震度1以上の余震は3日午前8時までに計479回に上りました。このうち、3日午前2時21分頃には石川県珠洲市で震度5強、午前10時54分頃には、輪島市で震度5強を観測しています。

こうした中、被災地では2日火曜夜から雨が降り始めており、気象庁は、土砂災害などへの警戒を呼びかけています。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter     urmediem


 

タグ