日本被団協に宛てた、イラン化学兵器被害者支援協会およびテヘラン平和博物館からの祝意と共感のメッセージ
11月 11, 2024 22:19 Asia/Tokyo
今年のノーベル平和賞受賞が決まっている日本被団協に、イラン化学兵器被害者支援協会とテヘラン平和博物館が祝意のメッセージを寄せました。
【ParsTodayイラン】メッセージの全文は以下のとおりです。
イラン化学兵器被害者支援協会およびテヘラン平和博物館は誇りをもって、日本原水爆被害者団体協議会のノーベル平和賞受賞に祝意を表します。この名誉ある賞は、核兵器廃絶のための皆様のたゆまぬ努力、そして広島と長崎の被爆者の影響力ある証言が評価されたことによるものであり、大量破壊兵器のない世界の構築という人類共通の意志を象徴するものに他なりません。
イランと日本は共に大量破壊兵器使用の被害を受けた国であり、この種の兵器による苦痛と痛ましい結果を深く理解しています。1980年代のイラン・イラク戦争中に受けた化学兵器による攻撃というイランのつらい経験は、日本とイランの間に共通の絆を生み出しました。同様の経験を有するテヘラン平和博物館も常に、平和文化の伝播と教育を通じて、この種の兵器のない世界の実現に努めております。
私たちは皆様方と声を揃え一丸となって、暴力のない、より良い世界を望むとともに自らの道を歩み続け、この共同の取り組みが他の諸国民に対する世界的な平和推進運動への参加のインスピレーションとなることを切に願ってやみません。
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