イラン司法府人権本部書記、「人権の主要な敵はその旗手」
7月 03, 2022 19:19 Asia/Tokyo
イラン司法府人権本部のガリーブアーバーディ書記が、米軍内での性的暴行に関する米国防総省の報告に反論し、「人権の主要な敵は、その旗持ち役となっている」と語りました。
米国防総省は最近、報告の中で「過去11年間にわたり、米軍では13万5000件に上る性的暴行事件および、50万9000件もの性的嫌がらせの事例が報告されているとしています。
この報告によりますと、米軍の6万5,400人の女性と6万9,600人の男性が性的暴行を受け、過去数年間では50万9000人(女性22万3000人、男性28万6000人)がセクハラを受けました。
ガリーブアーバーディ書記はツイッターで、「米国防総省の報告書は、人権擁護の旗が人権への主要な敵対者により掲げられたことを示している」と述べています。
アメリカおよび西側諸国は、人権に対し矛盾した政策を踏襲しています。
これらの国は、自国や国際世論に対する釈明を回避するため、常に西側の覇権に反対する国々の人権状況に疑問を投げかけています。