各国から、イラン経由での物資輸送申請が増加
(last modified Mon, 04 Jul 2022 10:42:10 GMT )
7月 04, 2022 19:42 Asia/Tokyo
  • イラン経由での物資輸送
    イラン経由での物資輸送

イランのガーセミー道路都市開発大臣は、各国からイランを経由した物資輸送に関する申請が増加している、としました。

イラン北部カスピ海、南部のペルシャ湾及びオマーン海、そしてペルシャ湾の湾口に当たる戦略的なホルモズ海峡は、イランの管轄下にあり、このことは、西アジアにおけるイランの戦略的かつ重要な状況を示しています。

イルナー通信によりますと、ガーセミー大臣は4日月曜、イラン南部にあるアラブ諸国が、イランを経由してロシアにつながる新たな回廊の設置を求めているとし、「現在、インドから物資の入った海上コンテナがイラン南部シャヒード・ラジャーイー港湾に到着し、そのあと、貨物列車でイラン北部ラシュトへ、そしてそこからトラックで北西部の国境都市アスタラーを通じて隣国のアゼルバイジャン共和国に送られ、さらにそこから鉄道で、目的地のフィンランドに輸送される」と述べました。

また、このルートの通過には17日から18日間しかかからない一方で、紅海経由で輸送した場合は45日間から2ヵ月間かかると推測される、としています。

 


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