イランとロシアが、SWIFT代替手段の構築で合意
7月 27, 2022 18:53 Asia/Tokyo
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イランとロシアの国旗
イラン外務省のメフディー・サファリー経済担当次官は、イランとロシアが国際送金手段・SWIFTに代わる決済手段を提案したと明らかにしました。
サファリー次官はロシア・スプートニク通信の取材に対し、イランとロシアがSWIFTに代わる決済手段を提案し、大筋で合意に達したと明かしました。
サファリー次官はまた、ブラジル・ロシア・インド・中国・南アフリカのいわゆるBRICs・新興経済国が強化されれば、決済手段からドルが排除され、SCO上海協力機構で提案されている新たな決済通貨が決められるだろうとしました。
その上で、イランは石油の世界市場への参入を求めているとして、その暁には、OPEC・石油輸出国機構と同等の売却能力を持つことになると述べています。
そして、自国通貨で決済ができるようにするためイランとロシアが合意したとし、これに関連してイランがロシアから大量の穀物を輸入したと明かしました。
同次官によりますと、イランがロシアから輸入を希望する穀物の量は1000万トンに上る可能性があるということです。
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