8月 06, 2022 23:57 Asia/Tokyo

イスラム暦モハッラム月には、イランの多くの都市においてシーア派3代目イマームホサインの殉教を追悼するシンボルとして、街中や辺り一面が服喪ムードに包まれ黒一色となり、様々な方式で追悼行事が実施されます。

イマーム・ホサインは、イスラム暦61年(西暦680年)モハッラム月10日に、現在のイラク南部カルバラの地で、当時のウマイヤ朝の暴君ヤズィードの軍によって殉教し、その殉教によって、世界の人々に自由と自尊心という教訓を残しました。

イマームホサインの蜂起の教訓は、ひとつの場所や時期に限られず、世界各地や人類史全体に通用するものです。

このイマームの殉教に際して、毎年モハッラム月には様々な宗教儀式が開催され、これらはイランを訪れた外国人観光客にとって見ごたえのある宗教上の儀式と見なされています。

モハッラム月の追悼行列
この行事に出される独特の山車
追悼行列の様子
山車に使われる装飾の一部
青少年も黒装束に身を包んで追悼行列に参加
モハッラム月に街中に出る追悼の幟
火をともす山車も登場
地方都市独特のモハッラム月の山車
ややカラフルな山車も
夜間の追悼行事

以下の動画により、迫力あふれる実際の追悼行事の様子をご覧ください。

 


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