南西部・デズフール市
(last modified Sun, 14 Aug 2022 05:26:24 GMT )
8月 14, 2022 14:26 Asia/Tokyo

イラン南西部フーゼスターン州デズフール市は、同州を流れるデズ川の岸に位置しており、その歴史はサーサーン朝にさかのぼります。

デズフール市の最も重要な史跡は、別名「ルーミー橋」とも呼ばれる古い橋です。

デズフール市の近くにある、他の驚くべき古代都市にはジョンディーシャープールが挙げられます。

ジョンディーシャープール市の近くには、ギザギザのある円錐形のドームのついた壮観な建物があります。これは、イランのかつての英雄ヤアクーブ・イブン・アル=ライス・アル=サッファールの廟です。

この人物はイラン王朝・サッファール朝の創始者であるとともに、ペルシャ語の存続に貢献し、彼の存在がなかったらペルシア語が喪失していたとも言われています。

またイラン人であることを誇りとし、彼はイランへのペルシア語とイラン文化の本質の回復を目指していました。

ヤアクーブ・ライスはさらに、イランで主要言語として使われていたアラビア語を駆逐し、ペルシア語を宮廷の公用語としています。

 


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