イラン外務省報道官、「協議の最終合意はイランの譲れない一線の遵守が条件」
(last modified Mon, 15 Aug 2022 10:19:27 GMT )
8月 15, 2022 19:19 Asia/Tokyo

イラン外務省のキャンアーニー報道官は、「核合意復活交渉には、必ず合意の余地が存在している。もっともそれは、イランの譲れない一線の遵守と、核合意による利益の保証が条件だ」と強調しました。

IRIB通信によりますと、キャンアーニー報道官は15日月曜の定例記者会見で、「今回のイラン交渉チームは、イランの国益を確保し、制裁を解除する恒久的で良好な合意達成のため、真剣な動機を持っている」と述べました。

その上で、「今回の交渉では相対的な進展はあったが、この進展はイランの合法的な要求を完全に満たすものではなく、確保されるべき別の要求・期待があった」としました。

また、「今のところ交渉は進展しているが、『合意に近い』『今回で合意に至る可能性がある』といった発言が実現するには、イランの合法的な要求がアメリカをはじめとする相手側によって実現されるかどうかにかかっている」としました。

また、アフガニスタンからの米軍撤退1周年については、「(米軍による)違法な軍事駐留や占領が残した結果は、インフラの破壊と人々の殺害だった」としました。

 


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