イランの映画センターが、ひろしまアニメーションシーズンで受賞
8月 18, 2022 19:40 Asia/Tokyo
国際アニメーション映画祭「ひろしまアニメーションシーズン2022」で、イランのドキュメンタリー&エクスペリメンタル・フィルム・センター(DEFC;Documentary and Experimental Film Center)が受賞しました。
「ひろしま国際平和文化祭」メディア芸術部門のメイン事業として今回が初開催となるこの映画祭では、イランのDEFCが、映画祭マスコットキャラクターの名を冠した「ゴールデン・カープスター賞」を受賞しました。
ゴールデン・カープスターは、同映画祭のホームページによれば、環太平洋・アジア地域を対象に、直近2年間(今回は2020〜2021年)のあいだに特筆すべき成果を残したと思われる個人・団体を対象に、過去の経歴等も加味して選考を行ったうえで授与される賞ですが、今回DEFCがこの賞に輝くことになりました。
DEFCの受賞理由には、イランのアニメーション映画製作者へのプロジェクト立ち上げや実行の支援、イベントやワークショップの開催などが挙げられました。
同映画祭ではこのほかに、DEFC所属のマフブーべ・キャラーイー監督のアニメ映画『The Fourth Wall』が、環太平洋・アジアコンペティション部門に出品されています。
さらにDEFCの過去のイランのアニメーション10作品も、コンペティションとは別に映画祭期間に上映されることになっています。
ひろしまアニメーションシーズンは、8月17日から21日までの日程で広島において開催中です。