在イラン日本大使、「制裁解除で日・イ自動車産業に新たなチャンス」
(last modified Wed, 31 Aug 2022 05:11:08 GMT )
8月 31, 2022 14:11 Asia/Tokyo
  • 日本の相川一俊・駐イラン大使
    日本の相川一俊・駐イラン大使

日本の相川一俊・駐イラン大使が、「日本の日産自動車とイランのサイパ自動車の間には、長年にわたり良好な関係を築いていることから、現在の制裁が解除されれば、協力に向けた一連の新たな機会が生じてくるだろう」と語りました。

IRIB通信によりますと、相川大使は自動車産業展を見学した際、「日産自動車とサイパ社の間には、長年にわたる良好な関係があったが、各種の制裁により両国の協力は縮小されることになった。しかし、過去には日本とイランの自動車産業の間はきわめて良好な関係であったことから、制裁が解除されれば、このような協力に向けた新たなチャンスが生まれてくるだろう」と述べています。

また、「今回の展示会において、イラン市場の進歩発展に接することとなった。特に、イランの自動車産業が遂げた発展や、展示された新型の電気自動車およびライトバンなどの、この分野でなされた努力は称賛に値する」としました。

さらに、「イラン市場は大きなものだ」とし、「同市場は、世界中のすべての自動車メーカーにとって多くのチャンスが存在する、非常に有望なものである」と語っています。

最後に、「制裁が解除されることで、イランの自動車メーカーには多くの機会が生まれることになる。対イラン制裁が近く解除されることを願っている」と結びました。

 


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