イラン外相、「国連総会は、国際問題を審議する機会であるべき」
(last modified Wed, 28 Sep 2022 09:10:03 GMT )
9月 28, 2022 18:10 Asia/Tokyo
  • イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相と国連総会議長を務めるハンガリーの外交官チャバ・コロシ氏
    イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相と国連総会議長を務めるハンガリーの外交官チャバ・コロシ氏

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、「国連総会が、世界の安全保障や平和など国際問題を審議し、意見交換を行うための機会となるよう希望する」としました。

IRIB通信によりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相は、米ニューヨークの現地時間27日火曜、今期の国連総会議長を務めるハンガリーの外交官チャバ・コロシ氏と会談し、「テロリズムと過激主義は、依然として西アジア地域での主要な問題であり、この問題はアフガニスタン状況の悪化により、地域諸国にとっての本格的な懸念材料となっている」と語りました。

一方のコロシ氏もこの会談において、「イランは、国連総会の決議採択に向け、加盟国の意見を一致させるプロセスで積極的に役割を果たしている」と述べました。

また、国連には国際問題の多くへの対応能力はないとし、「各国が期待しているのは、世界の安全保障関連の問題の審議のため国連総会がより活発化することである」としました。

第77回国連総会への参加のため、米ニューヨークを訪問したイラン外相は現地時間27日にニューヨークを出発し、帰国の途に就きました。

 


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