イラン刑務所火災;収監者らが家族と連絡
(last modified Sun, 16 Oct 2022 09:51:41 GMT )
10月 16, 2022 18:51 Asia/Tokyo
  • イラン刑務所火災
    イラン刑務所火災

テヘラン北部にあるエヴィン刑務所での火災が鎮火されたことを受け、ここに収監されている受刑者らが、自らの無事を伝えるため家族に連絡をとりました。

イラン司法府のメディア局は、テヘラン北部のエヴィン刑務所の敷地内で15日土曜夜、金融犯罪および窃盗で収監された囚人らの一部で起きた間の衝突により、火災が発生したと発表しました。

この発表によると、紛争が起き刑務所内の縫製作業場で火災が発生した後、刑務官がすぐに介入して紛争を鎮圧し、火災も刑務所内の消防が直ちに消し止めたということです。

タスニーム通信によりますと、今回のエヴィン刑務所での火災事件の後、受刑者の家族が、ここに収監されている自らの身内の者の安否を心配していることから、同刑務所当局は、収監者らに夜間の家族との電話連絡を許可しました。

現在、エヴィン刑務所の状況は完全に平常に戻っており、刑務所の日常業務は通常どおり行われています。

サーレヒー・テヘラン検事総長は、「エヴィン刑務所内での騒乱は、最近国内の一部都市で発生している暴動とは関係ない」とし、「治安関連の収監者の収監場所は、今回の火災や騒ぎが発生した窃盗犯・金融犯罪者の収監場所とは別であり、互いに遠く離れている」と語りました。

 


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