イラン当局、イスラエル諜報機関への協力容疑で10人逮捕
10月 25, 2022 16:19 Asia/Tokyo
イラン司法当局が、シオニスト政権イスラエルの諜報特務庁「モサド」と協力した容疑で10人を逮捕したと発表しました。
イスラエルと関係があるとして逮捕された10人が行った主な活動は、イラン北西部・西アーザルバーイジャーン州で活動する諜報部隊を特定することでした。
これらの人物は、モサドに務めるスパイ要員の直接の指導の下で、イランの治安分野に協力する部隊を特定し、誘拐、脅迫、暴力を用いて彼らから情報を引き出そうとしていました。
また、複数のモサド高官と直接連絡を取り合っていたほか、完了した任務の報酬として、シオニスト政権の要員やモサド高官から数回にわたり金銭を受け取っていました。
西アーザルバーイジャーン、テヘラン、南部ホルモズガーンの各州で活動していた彼らは、報酬と引き換えに、イラン治安機関に関係する一部の人々の自動車や住宅へ放火したり、関連する画像を準備しモサド高官に送るなどしていたということです。
彼らはさらに一部のケースで、イランの治安や情報に携わる人々の暗殺を企み物理的に排除しようとしましたが、それらは失敗に終わりました。
10人に対して一時拘留命令が出された今回の件では、関係捜査官や情報省による詳細な技術的調査が事前に行われています。
これらの逮捕者らには起訴状が発行され、その内容は西アーザルバーイジャーン州オルーミーエの一般・革命裁判所に付託されており、現在法に則った手続きが行われています。
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