イラン大統領、「多極的世界の勃興は止まらない」

イランのライースィー大統領が、「多極的世界の勃興は止まることはない」と述べました。

ライースィー大統領はスプートニク通信とのインタビューで、「世界の多極化の流れを止めることはできないが、西側諸国だけがその形成に反対し続けている」と述べました。

続けて、「西側世界の外側には、勢力が集まる場所が多くある。この世界は、上海協力機構などの地域組織を通じて形成されることになる」と説明しました。

また、イランがロシアと行う協力の強化について、「我々はロシアとの関係拡大を真剣に考えている。イランは自由を守る諸国民への支援を続けていく」と述べました。

一方、「制裁発動という米国の計画は失敗しており、それがもはや機能していないことを同国もわかっているために、他の方法に走り始めた」と説明しました。

そのうえで、「サイバーテロは現在、そうした米国の凋落の最たるものだ」と指摘しました。

そして、「米国はイランでの暴動を組織したが、この件では計算を間違えた」としました。

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