イラン大統領が米大統領の干渉的な発言に反論、「バイデン氏は注意力散漫」(動画)
イラン政府関係者が、「イランを解放する」としたバイデン米大統領の発言に強く反論しました。
バイデン氏は今月3日夜、米カリフォルニア州にて「我々はイランを解放する。心配することはない。我々はイランを自由にするだろう。彼らは間もなく自らを自由の身にするだろう」と表明しました。
一方で、アメリカが今後どのような措置を講じるかについては、それ以上の言及を避けました。
NSC米国家安全保障会議も、バイデン氏のこの発言に関してはコメントしていません。
こうした中、ライースィー・イラン大統領は4日金曜、テヘラン市内での反米デモ行進に集結した人々を前に演説し、「アメリカ大統領が行った一連の発言は、自らの注意力散漫によるものだろう。なぜなら、これ以前に同国高官らからこうした主張が出たことはないからだ」と述べています。
また、アミールドッラーヒヤーン・イラン外相もツイッターで、バイデン氏の干渉的な発言に反論し、最近アメリカがイラン国内の一部都市で暴動・騒乱を煽っていることや、核合意に対する同国の画策に触れ、バイデン氏に対し、「偽善的な行動やテロ組織ISISに対する幇助を止めるべき」と警告しています。
アメリカ政府は、イラン国内での騒乱・暴動の発生当初からこれらを後押し、干渉的な声明を出す一方で、イランの複数の法人や個人に制裁を行使しています。
キャンアーニー・イラン外務省報道官も4日金曜、ツイッターで、「アメリカは歴史の中で占領者であり、決して解放者だったことはなかった。アメリカは自らの足を踏み入れた全ての地において、殺戮や略奪、情勢不安を引き起こしている」と述べました。
さらに、「アフガン、イラク、リビア、シリアなどは、(アメリカのそのような行為を示すもの例として)地域や世界の諸国民の目の前にある」としています。
そして、「ISISを育てた養父(=米国)から得られるものは、ISISのやり方のような解放だろう」としました。


