航空宇宙技術におけるイランの長期的な展望
モッラーイー解説員 イランでは、3日水曜は2008年2月3日の人工衛星オミードの打ち上げ成功を記念する航空宇宙技術の日となっています。
この出来事により、イランは人工衛星の打ち上げ能力を持つ国の仲間入りを果たしました。この日以来、イランの暦では毎年この日が航空宇宙技術の日に定められ、毎年式典の開始により国内の航空宇宙技術分野での重要な成果が公開されています。
イランでは3日も、この記念すべき日に因んで、ローハーニー大統領の列席により記念式典が開催されました。
イラン国立航空宇宙センターのマンテギー所長によれば、このセンターは航空宇宙面での長期的な計画の展望について方針を決定し、計画を打ち出しています。
このセンターのロウシャニヤーン宇宙技術担当副所長も、「イランは、研究調査の段階からインフラ面での業務の段階へと移行する過渡期にある」とし、「現在、イランにおける航空宇宙技術は円熟期を迎えており、航空宇宙分野における長期的、根本的な業務を開始すべきである」と語りました。
航空宇宙技術は、極めて戦略的な領域であり、国民や社会、食品の面での安全に決定的な影響を及ぼします。イラン航空宇宙機関は、アジア・太平洋航空宇宙機関に加盟しており、この組織の枠組みに沿って計画され、イランは人工衛星の製造をはじめとするプロジェクトに参加するとともに、こうした計画の実施国の1つとなっています。
イランは、制裁を受けながらも航空宇宙分野での発展と繁栄という様々な時代を経て、今や世界の宇宙技術保有圏の一員となっており、国家の航空宇宙技術の発展の包括的な計画において、イラン人技術者による宇宙空間の制覇を目指しています。
宇宙空間におけるイランの活動の転換点となったのは、サルなどの生物を搭載した探査ロケットの打ち上げでした。この打ち上げの成功により、宇宙空間への進出という全てのイラン人の夢が現実のものとなる第一歩が踏み出されたことに加え、世界の宇宙技術の専門家を驚かせています。それは、生物を宇宙空間に送り込むことに成功したのは、これまで世界のわずか数カ国にとどまっているからです。
2012年に国際的な権威のある機関が発表した報告によれば、5カ国が航空宇宙技術の分野における新興国とされており、そのうちの1つであるイランは宇宙分野で最も急速な発展を遂げた国とされています。
イラン国民は、科学技術面での発展と国家建設、生産における自らの確固たる決意を証明しており、今やイランが航空宇宙技術の分野を含めた様々な技術を、すでに国産の技術にしていると断言できるのです。