ロシア、イランに対して経済協力の拡大と航空機の共同生産を提案
(last modified Sat, 18 Jun 2016 13:21:23 GMT )
6月 18, 2016 22:21 Asia/Tokyo
  • ロシア、イランに対して経済協力の拡大と航空機の共同生産を提案

イランのネエマトザーデ商工鉱業大臣が、ロシアのマントゥロフ貿易産業大臣と会談し、二国間協力の拡大について、意見交換を行いました。

イルナー通信によりますと、マントゥロフ貿易産業大臣はネエマトザーデ商工鉱業大臣とロシア・サンクトペテルブルクでの国際経済フォーラムの傍らで会談する中で、共同による旅客機の生産の可能性を提案し、ロシアの旅客機スホーイスーパージェット100はその選択肢の一つだとしました。

マントゥロフ大臣はまた、ロシアはイラン産の医薬品の輸入を要請していると発表し、医薬品の輸入の実施を目的とした協議を開始する予定だとしました。

さらに、イランがスホーイスーパージェット100を購入する場合、技術支援などのサービスを提供する施設がイランに設立される可能性があり、要請の度合いが明確化されてから、航空機の共同生産についても議論が行われるとしました。

ロシアはこれまで、何度も、新型のスホーイスーパージェット100をイランに100機売却したいという意向を示しています。

また、ネエマトザーデ大臣は、ロシアのウリュカエフ経済発展大臣と個別に会談し、この分野における協力拡大を検討しました。

サンクトペテルブルクで行われた国際経済フォーラムは、世界各国から800人の政府関係者、民間関係者が参加し、16日木曜に開幕し、18日土曜に閉幕しました。