ネット上の改変イスラム教聖典に警告
12月 11, 2022 14:54 Asia/Tokyo
世界イスラム協会が、一部の運営元が不明なウェブサイトにイスラム教の聖典・コーランが改変されたかたちで掲載されていることを明らかにしました。
IRIB通信によりますと、世界イスラム協会は発表した声明において、「一部のインターネット上のサイトに掲載されたコーランは、本文の一部に誤り、削除、追加が見られる、改変されたものである」としました。
また、そのようなものがインターネット上に存在することに不満を表明し、利用者にウェブサイトのコーラン閲覧には注意するよう呼びかけました。
同協会の報告によればさらに、最近スマートフiォンのアプリケーションダウンロードサービスである「App Store」や「Google Play」などで利用できる一部のコーランには、綴りや単語、さらには文章に誤りや動作上での位置の入れ替わりがあり、使用されるアラビア語の意味の変化などにつながっているということです。