イランとパキスタンの首脳、イスラム世界の統一と発展を要請
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イランのローハーニー大統領とパキスタンのシャリフ首相
イランとパキスタンの首脳が、イスラム世界の統一と発展を要請しました。
パキスタンのシャリフ首相が、19日火曜、高等使節団を率いてテヘラン入りし、イランのローハーニー大統領と会談しました。
ローハーンー大統領はこの会談で、テロ活動による地域の情勢不安に懸念を示し、「イランの政策は、世界各国、特に近隣諸国との建設的な協力に基づいており、テロと戦っている国々の支援の要請に応じるだろう」と語りました。
一方のシャリフ首相もこの会談で、パキスタン政府は、イランとの全面的な関係を真剣に拡大する決意だとし、「核合意の実現は、イランが6カ国との核協議をしっかりと管理し、導いた結果だ」と語りました。
また、イスラム教徒の間のさらなる連帯と統一の必要性について、「パキスタンは常に、イスラム教徒の友好と連帯の強化を追求しており、彼らの対立を防ぐために努力している」と述べました。
シャリフ首相はまた、今回のテヘラン訪問で、イランのジャハーンギーリー第一副大統領とも会談しました。
両者はこの会談で、国境の安全保障は、イランとパキスタンの共通の関心事だとし、両国の国境地帯の安全保障の問題解決とテロ対策に向けた両国の協力拡大を強調しました。
シャリフ首相はこの会談で、核協議の推進におけるイランの最高指導者の賢明な指導は賞賛に値するとし、「今日、世界中が、この協議におけるイランの力と優越を認めている」と述べました。
また、イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記と、パキスタンのラヒール・シャリフ陸軍参謀長も、地域に安全を確立するためのテロとの共通の戦いに向けた両国の真剣な決意を強調しました。
シャムハーニー書記は、地域の情勢不安は、両国の経済関係の拡大を妨げるための一部の国々の情報機関の計画によるものだとし、「地域におけるテログループの活動を妨げるには、地域諸国の協力を拡大することが必要だ」と強調しました。
一方のラヒール・シャリフ陸軍参謀長も、この会談で、イランとパキスタンの関係は幅広いものだとし、「両国は、地域、特に国境でのテロや治安面での脅威に力強く対抗している」と述べました。
パキスタンのシャリフ首相は、18日月曜、イランとサウジアラビアの関係を仲介するため、サウジアラビアのリヤドを訪問し、同国のサルマン国王と会談しました。
制裁解除後にパキスタンの首脳がイランを訪問したことは、制裁後の関係拡大に向けた隣国同士の両国の高官の話し合いに向けた貴重な機会になりえます。