イランが仏パリでの人種差別的攻撃を非難、当局の抗議者対処への自制の必要性も指摘
(last modified Sun, 25 Dec 2022 06:29:08 GMT )
12月 25, 2022 15:29 Asia/Tokyo
  • キャンアーニー・イラン外務省報道官
    キャンアーニー・イラン外務省報道官

キャンアーニー・イラン外務省報道官は、罪のない多数の市民らが殺害されたフランス・パリでの人種差別・暴力的なテロ攻撃を非難しました。

タスニーム通信によりますと、キャンアーニー報道官はこのテロ攻撃の犠牲者の遺族らに同情の意を示すとともに、「わが国は、市民、特にイスラム教徒、少数派住民、移民の命がフランスで危険にさらされていることを深く懸念している。さらに、フランス警察が平和的な抗議集会に対処する際に自制する必要があることを強調する」と述べました。

また、フランス政府が少数派住民や移民に対して差別的な政策を取って抗議者に暴力を振るう裏にある、政治的背景に着目しながら、「今回の事件の中立的な調査は、このようなの側面の解明に寄与しうるだろう」としました。

フランス・パリ中心部のクルド人地区で23日金曜、銃撃事件が発生し、3人が死亡、ほか4人が負傷しました。

当局によりますと、この攻撃は人種差別的な動機で発生した可能性が最も高い、ということです。

 


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