イラン人権本部書記「仏政府は、暴力で抗議の声を鎮圧」
12月 27, 2022 17:38 Asia/Tokyo
イラン司法府人権本部のガリーブアーバーディー書記が、「フランス政府は、暴力に訴えることで反対派の抗議の声を沈黙させている」としました。
イスナー通信によりますと、ガリーブアーバーディー書記はツイートを投稿し、「フランスでの平和的な抗議デモの厳しい弾圧は、同国での人権無視ぶりを証明するものだ」としました。
また、「フランス政府は、暴力をもって反対派の声を沈黙させているものの、人権に対する同国の矛盾した基準は果たして新たな方向に進んでいるのか」としています。
今月23日、フランス・パリ中心部のある文化施設付近で、集会を行っていたクルド人市民らが武装した男(69)に銃撃され、これにより、3名が死亡、ほか1名が負傷しました。
この事件は、フランスのクルド人市民らの怒りを煽る結果となり、パリ市内で今月24日、クルド人市民らは大規模なデモ抗議を開催しました。
しかし、このデモは警察との衝突に発展し、警察は攻撃者を解散させるために催涙ガスを発射した上、抗議者11人を逮捕しました。
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