イランの食糧事情は、世界96カ国より良好
12月 27, 2022 20:32 Asia/Tokyo
ある国際団体の調査で、イランの食糧事情は世界96カ国よりも良好で、20年前と比べてその指数値は2倍になりました。
IRIB通信によりますと、国際人権団体「コンサーン・ワールドワイド」が発表した今年の各国の飢餓指数で、イランは125カ国中29位となりました。これは他の96カ国よりもイランの食糧事情が優れていることを意味します。
イランの今年の飢餓指数値は6.5で、前回の7.4より改善しました。この数字はイランにとっては平常値です。
この指数では、各国ともに1~50の値が与えられ、値が大きいほどその国では食糧事情が悪いことを表します。
世界飢餓指数値は、その国で必要カロリーが不足している人口の割合、最低限の体重・身長に満たない5歳以下の子供の割合、5歳になるまでに死亡する子供の数の4つの要素から算出されます。
指数が5~49.9となった国のうち、イランはサウジアラビア、アルゼンチン、アルジェリア、モルドバ、メキシコ、モロッコ、レバノン、ヨルダン、タイ、エジプト、南アフリカ、オマーン、イラク、インドネシア、パキスタン、インドなど96カ国よりも食糧事情が優れていました。
さらにこの20年でイランの飢餓指数はおよそ半減しており、2000年以降低下の一途をたどっています。
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