イラン産主要農産物20品目が、干ばつにもかかわらず生産量で世界10位以内に
12月 28, 2022 17:00 Asia/Tokyo
FAO国連食糧農業機関の最新の統計で、イランが戦略的農産物の世界最大生産国の1つであることが分かりました。
イルナー通信によりますと、FAOの発表では、イランは干ばつにもかかわらず、2021年の農産物生産量の国別順位において20品目が10位以内にランクインしています。
この統計でイランは、クルミ、ピスタチオ、ナツメヤシ、ハチミツといった20品目の農産物生産量で2位から9位となりました。
今年のランキングで最高順位となったイラン産農産物の品目はピスタチオで、その生産量は13万5000トンを記録し、アメリカの52万3000トンに次いで2位となりました。なお、3位にはトルコが11万9000トンで続きました。
イランはまた、ナツメヤシ、クルミ、ハチミツ、モモの4品目で生産量世界第3位となりました。
イランのナツメヤシ生産量は2021年に130万トン余りであり、これを超えた国はエジプトとサウジアラビアのみでした。第1位のエジプトの生産量は170万トンでした。
また、イランのクルミ生産量も、合計38万6000トンで1位の中国、2位のアメリカに続く3位となりました。
同様に、ハチミツの生産量も7万7000トンで、中国とトルコに続きました。
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