12月 29, 2022 22:05 Asia/Tokyo

イラン南西部チャハールマハール・バフティヤーリー州シャフレコルド市は、豊富な観光名所が存在します。同市の最も魅力ある地域とされているのはピーレガール地区で、デフ・チェシュメ村にある観光名所・史跡となっています。

デフ・チェシュメ村は、チャハールマハール・バフティヤーリー州ファールサーン郡に属しています。

この地域は、ピーレガール住民が大切にしている、イラン立憲革命時代の碑文が存在していることから非常に重要視されています

デフ・チェシュメとはペルシャ語で、チェシュメ(泉)+デフ(村)の2つの言葉で成り立っています。

この村落は、水が満ち溢れている泉があることから、緑豊かな観光名所となっています。

ピーレーガール地域には同名の滝があり、この地域の観光スポットの一つとなっています。

ピーレガール滝は、デフチェシュメ村の畑を灌漑するピーレガール鍾乳洞にちなんで名付けられ、この村の耕作地を潤すとともに、同地域の樹林と自然を緑豊かなものにし、同地域の魅力も倍増させています。

ピーレーガール地域を有名な観光地にのし上げた、最も重要で貴重な魅力の 一つは、立憲革命時代からこの地域に残っている碑文であり、これはザグロス山脈のふもとにある山の一部にペルシャ語で刻まれています。

ガージャール朝時代とモザッファル朝時代に関するこれらの碑文は同地域の観光地区内にあり、右から左へ年代順に、4 つの別々の部分に分かれ岸面に刻まれています。

デフ・チェシュメ村とピーレガール地区の経済は、園芸および畜産業がベースとなっており、これらの地域の特に重要な農産物には小麦、大麦、アルファルファ、クローバーなどのほか、ブドウ、桃、アーモンド、クルミが挙げられます

デフ・チェシュメとピーレガール地域の重要な郷土土産には蜂蜜、乳製品、ニジマスおよび各種の果物となっています。

 


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