イランが2022年国力ランキングで18位に

アメリカのニュースサイト「US News and World Report」が、例年発表する国別ランキング「ベストカントリー2022」において、イランの国力順位を18位としました。

同サイトが世界各国を様々な項目に基づいて評価したこのランキングでは、昨年の情勢によって大きな順位の入れ代わりがありましたが、イランはその中で、国力において85カ国中第18位にランクインしました。

国力ランキングには、各国が国際情勢から受ける影響の度合いや、保有する軍事力、経済力、政治力が反映されています。

この調査は、「ベストカントリー2022」の判断基準となる10項目のランキングのひとつとして、85か国・1万7000人を対象に行われました。

同サイトは、イランについての説明で、「西アジアで最大の経済圏の1つであり、8600万人という地域最大規模の人口を擁する国である」としました。

また、「イランは西アジアで戦略的な地位を得ており、さらに石油やその他の天然資源を豊富に産出していることから、以前より世界の大国の注意を引き付けている」と続けました。

そして、イランが平和的核計画を進めているとしながら、「同国は、世界の石油埋蔵量の約10%を有しており、OPEC石油輸出国機構の創設メンバー国でもある。さらに、農業、工業、サービスといった分野でも注目を集めている」と指摘しました。

この国力ランキングでは、アメリカ、中国、ロシア、ドイツ、イギリスが1位から5位となり、日本も8位に入っています。

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