イラン大統領、「バイデン氏の発言は、植民地主義時代の文化への逆戻り」
1月 09, 2023 17:54 Asia/Tokyo
イランのライースィー大統領は、「他国は米国のジーンズのつぎはぎではない」としたバイデン米大統領の軽率な発言は、ある意味で植民地主義時代の文化への逆戻りに等しい、としました。
ライースィー大統領は8日日曜、閣僚会議にて、米大統領が他国の政府や国民を侮辱する表明は過去にもあった、としました。
また、「バイデン氏の発言は、ある意味で植民主義時代の文化への逆行であり、人権や女性の権利擁護を狙ったアメリカの欺瞞的ジェスチャーの背後には、その野蛮で、暴君的な気質が隠れていることを示す」と述べました。
また、イラン国民の宗教、人間的な価値観、最高指導者に対するフランスの雑誌の侮辱行為を非難し、「自由を口実に侮辱行為に訴えることは、侮辱者の論理の無意味さの明白な証明である」と語りました。
過去にイスラム預言者ムハンマドを侮辱した経歴があるフランスの週刊風刺誌シャルリー・エブドは最近、イランの最高指導者を侮辱する風刺画の掲載を目的に、風刺画コンテストを開催しましたが、この行動は言論の自由と称するシャルリー・エブドやフランスの政策に対する多くの批判を招いています。
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