イラン人アナリスト、「西側は表現の自由において偽善的」
(last modified Tue, 10 Jan 2023 08:40:20 GMT )
1月 10, 2023 17:40 Asia/Tokyo

イランの政治アナリストで、同国核協議代表団の顧問も務めるマランディー氏が、仏誌による侮辱的な表現を批判し、西側は表現の自由において偽善的に振る舞っていると述べました。

過去にイスラム預言者ムハンマドを侮辱した経歴があるフランスの週刊風刺誌シャルリー・エブドは最近、イランの最高指導者を侮辱する風刺画の掲載を目的に、風刺画コンテストを開催しましたが、この行動は言論の自由と称するシャルリー・エブドやフランスの政策に対する多くの批判を招いています。

マランディー氏はロシアのニュースチャンネル・ロシアトゥデイとのインタビューで、「シャルリー・エブドは単にイランの政治体制を侮辱しただけではない。イランや西アジア数億人の人々の文化や信仰をも侮辱したのだ」と述べました。

また、「フランスはさらに、イランでの暴動を称賛するメディアを有している」としました。

マランディー氏は、「彼らの言う自由とイラン人の考える自由は異なる」とした上で、「イランが自らの声を世界に届けようとすると、西側諸国はイランのメディアに制裁を行使する」と述べました。

昨年11月14日、EUは民主主義の擁護を名目として、英語衛星放送「プレスTV」などイラン国営放送の活動や関連する個人・団体に制裁を課しました。

 


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