イラン外相がレバノンを訪問
1月 14, 2023 18:28 Asia/Tokyo
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相がレバノンを訪問し、同国の高官・要人および同国在住のパレスチナ人グループ指導者らと会談を行い、イランが常にレバノンの忠実な友人であり続けることを強調しました。
12日木曜にレバノンに到着したアミールアブドッラーヒヤーン外相は、同国シーア派組織ヒズボッラーのハッサン・ナスラッラー事務総長、ナジブ・ミカティ首相、ナビ・ベリ議会議長、アブダラ・ブハビブ外相、さらにパレスチナ・イスラム聖戦運動のズィヤド・ナハラ事務総長と会談しました。
アミールアブドッラーヒヤーン外相がレバノンを訪問するのは、外相就以降3回目となります。なお、今回の外遊ではレバノンの後にシリアも訪問する予定となっています。
イランは、レバノン抵抗組織の最大の支持者であり、シオニスト政権イスラエルとの戦争においても、常にレバノンおよび抵抗勢力への支援を続けていくと強調しています。
これに関連してアミールアブドッラーヒヤーン外相は、会談の中で、レバノンの安定・安全をイランが支持することを強調しながら、兄弟国であるレバノンの内政に干渉はせず、同国の全政治的潮流が参加する対話を支援していくとしました。
レバノン側も、ブハビブ外相がアミールアブドッラーヒヤーン外相との会談において、新しく発足したシオニスト政権の内閣に対するイランとレバノンの見解は一致していることに触れ、「我々は国際社会に対し、イスラエルのベングビール治安相によるアクサー・モスク侵入を非難して、同モスクへのこのような行為の継続を阻む措置を取るように求める」と述べました。
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