イラン国会議長、イランとドイツの協力拡大に満足感を表明
2月 03, 2016 22:23 Asia/Tokyo
イラン国会議長が、イランとドイツの協力の拡大に満足の意を示しました。
イスナー通信によりますと、イランのラーリージャーニー国会議長は、3日水曜、テヘランでドイツのシュタインマイヤー外務大臣と会談し、中東地域の緊張の拡大に懸念を示すと共に、「地域には解決されるべき一部の問題があるが、残念ながら、地域には正しい役割を果たさず、衝突拡大の要因となり、テロを支援している国がある」と語りました。
また、サウジアラビアの軍事的なアプローチを批判し、「このようなアプローチが成功することはない。アメリカが、イラクとアフガニスタンでの軍事攻撃によって成功を手にしなかったのと同じだ」としました。
さらに、「オーストリア・ウィーンでの協議の席につく国々のアプローチが変わらず、それぞれが個人的な利益を追求し、テロを手段にして利用している限り、その協議の継続は無意味な冗談のようになるだろう」と強調しました。
一方のシュタインマイヤー外相も、3ヶ月の間に2回、イランを訪問できたことに満足の意を示し、「イランを訪問したドイツの経済代表団は、良好な結果を手にすることができた」と語りました。
シュタインマイヤー外相は、地域の緊張について、「この問題は懸念すべきものであり、地域に広がっている緊張や危機について、解決策を見出す必要がある」と述べました。
シュタインマイヤー外相は、イランの政府高官と話し合いを行うため、2日火曜、テヘラン入りしました。
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