イランの産油量が、2022年に7%増加
1月 18, 2023 19:45 Asia/Tokyo
OPEC石油輸出国機構が、2022年にイランの石油生産量が7%増加したことを明らかにしました。
イルナー通信によりますと、OPECは2023年の最初の月次報告において、イランの平均産油量が2022年は日量255万4000バレルとなり、前年比で約7%、16万2000バレル増加したとしました。
また、昨年12月にはイランの1日あたりの産油量が前月比で9000バレル増加し、日量257万4000バレルに達したことを明らかにしています。
イランの産油量は2022年、OPEC諸国の中で5番目に多かったということです。
報告書はさらに、イランの石油価格が2022年に43%上昇し、 イラン産重油の1バレルあたりの平均価格は前年比で30.12ドル高い99.92ドルに達したとしました。
そして、2022年のイラン産重油は、 1バレルあたり101.1ドルで取引されていた欧州銘柄の北海ブレントの価格と、わずか1.18ドルしか差がなかったとの説明が続きました。