イラン、「我が国のウラン濃縮施設に関するIAEAの報告は誤り」

イラン原子力庁が、テヘラン南方にあるフォルド核施設でのウラン濃縮作業に関するIAEA国際原子力機関の報告書について、誤りが含まれていると指摘しました。

イルナー通信によりますと、イラン原子力庁のキャマールヴァンディー報道官は1日水曜、ラファエル・グロッシIAEA事務局長が行った、フォルド核施設でのウラン濃縮作業能力の増加に関する発言について、「このような内容をグロッシ氏が語ったのなら、同氏の持つ情報は最新のものではなかった可能性がある」と述べました。

続けて、「IAEA査察官の1人は、イランがフォルド核施設において事前通知なしに作業方法に変更を加えたと、誤った報告を行っていた。この査察官はその後、同施設に赴いて（イラン側の）説明を受けたことで自分の過ちに気付いた。そして、IAEA事務局との調整により、この問題は解決された」と説明しました。

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