Pars Today

イランのシャムハーニー国家安全保障最高評議会書記が、共通の脅威への対処に向けた同国とロシアの連携および相乗効果の拡大を強調しました。

ファールス通信によりますと、シャムハーニー書記は8日水曜夜、2回目となった自身のロシア・モスクワ訪問において、同国のニコライ・パトルシェフ安全保障会議書記と会談しました。

シャムハーニー書記はこの会談で、様々な分野で拡大しつつあるイランとロシアの協力に触れ、共通の脅威への対処をはじめとした両国の連携強化･相乗効果の増進を強調しました。

シャムハーニー書記はまた、SCO上海協力機構やBRICS（ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカで構成する新興5カ国）といった国際機関・組織における両国の協力強化および、国際条約における多国間協力の強化を強調しました。

一方のパトルシェフ氏も、特に物流、石油、ガス分野での重要な共同プロジェクトの活性化を加速することは、その他の協力分野におけるカンフル剤となるとし、「イランとロシアの間の相互協力･相乗効果のレベルを高めることは、アフガニスタンやその他危機にある地域の状況を安定させるのに寄与するものである」としました。

ロシア、イラン、インド、中国、タジキスタン、キルギス、ウズベキスタン、トルクメニスタンを含むアフガニスタンの近隣諸国の国家安全保障補佐官や書記らの出席により、モスクワにて8日水曜、第5回地域安全保障対話会議が開催されました。

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