2月 19, 2023 16:37 Asia/Tokyo

イラン全土で、イスラムの預言者ムハンマドの召命記念日の祭典が開催されました。

イスラム暦1443年ラジャブ月27日にあたる18日土曜は、イスラムの預言者ムハンマドが神から預言者としての使命を与えられた召命日(アラビア語でマブアス)でした。

マブアスの祝日は、当時40歳だったイスラムの預言者ムハンマドが、サウジアラビア・メッカの付近にあるヒラー山で、大天使ジブリール(ガブリエル)により、神の最後の預言者としての使命を与えられた日です。これによって、預言者ムハンマドは、無知、道徳的な腐敗に浸った当時のアラブ社会を道徳、人間の尊厳、栄光へ導くという使命を与えられました。

預言者ムハンマドの召命は、歴史を通して人間を汚れた思想や信条から救う世界最大のイスラム文明の形成の始まりとみなすべきです。

IRIB通信によりますと、この日に因んで、イラン全土で特別な祭典が実施され、人々が、預言者一門の霊廟など聖なる場所を訪れ、この日を祝いました。

イラン北東部マシュハドにあるシーア派8代目イマーム・レザーの聖廟、テヘラン南方にある聖地ゴムや南部シーラーズにあるシャーフチェラーグ聖廟をはじめとするモスクや宗教施設においても人々の大々的な参加により、様々な祝いの行事が開催されました。

 


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