イラン外務省報道官が、シリアでのISISによるテロ攻撃を非難
(last modified Sun, 19 Feb 2023 08:56:10 GMT )
2月 19, 2023 17:56 Asia/Tokyo
  • イラン外務省のキャンアーニー報道官
    イラン外務省のキャンアーニー報道官

イラン外務省のキャンアーニー報道官が、シリアでテロ組織ISISが起こした新たな犯罪を非難して、「米政権の現在の政策とアプローチは、彼らがテロとの戦いを含む国際問題への対処においてダブルスタンダードを続けていることを物語っている」と述べました。

シリアで17日金曜、ホムス市東部の郊外でキノコ狩りをしていたシリア人のグループを、ISISのテロ攻撃が襲いました。

シリア情報筋は18日土曜未明、この攻撃による犠牲者が53人に達したと伝えています。

キャンアーニー報道官は、罪のない50人超の人々が殺されたこのISISによる残忍な犯行を強く非難しました。

その上で、シリアの政府および国民に哀悼を述べながら、ISISの残党および認知されている他のテロ組織に対する同国政府の戦いを国際社会が効果的に支援する必要を強調し、「米政府は、ISISを作り出してそのメンバーであるテロリストらを支援している勢力のひとつとして、また、シリア領土の一部を自国の軍隊により違法に占拠している政府として、ISISが犯行を繰り返しシリアの情勢不安を継続させることに関与している」と指摘しました。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter     urmediem