イラン観光相、「ノウルーズは人類の最も歴史ある祝祭」

イランのザルガーミー文化遺産・観光・手工芸大臣が、「イラン暦新年にあたるノウルーズは、人類による最も歴史ある祝祭であり、それを祝う人々は世界全体に広がる」としました。

イルナー通信によりますと、ザルガーミー大臣は13日月曜夜、テヘランで開催された国際ノウルーズ祝祭において、「国連で国際デーにも定められたノウルーズは、ユネスコ無形文化遺産として登録された12ヶ国に限ったものではなく、全世界の人々が祝っている」と語りました。

また、「すべての善はノウルーズと結び付いている」としました。

イランに駐在するザーヘディー・タジキスタン大使も、この祝祭について、「ノウルーズは、太古の昔から伝わる祝祭のひとつであるが、今も古びていない。それは、各国の国民が毎年この日を祝い、数千年前に遡ることのできるこの祝祭を守っているためである」と述べました。

続けて、「ノウルーズは、この祝祭を守っている人々の間に、寛容、友好、親切、平和追求といった性質・価値観を広めている」としました。

さらに、イランのペルシャ語・ペルシャ文学アカデミーのハッダード・アーデル代表も、「ノウルーズは、伝統、儀礼、物語などの心惹かれる文化が詰まった宝庫であり、成長や生命の始まる季節である」と説明しました。

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