3月 15, 2023 15:02 Asia/Tokyo
  • バハードリージャフロミー・イラン政府報道官
    バハードリージャフロミー・イラン政府報道官

バハードリージャフロミー・イラン政府報道官が、「西側から地域・世界的な問題の解決策が出てくることはない」と述べました。

イルナー通信によりますと、バハードリージャフロミー報道官は14日火曜、イラン暦1401年最後となる定例記者会見で、外交関係正常化に関する自国とサウジアラビアの合意について触れ、「この出来事、そして両国の関係再開は、地域・世界的な問題の解決策が西側を通じては全く出てこないことを示した」と述べました。

続けて、「第13期政府の対外政策は当初より、近隣諸国との関係を発展させ、地域や自国近くでの外交政策を優先することにあったが、先日の合意もこの流れの中にある。地域の国々も、イランとサウジアラビアとの関係再開を歓迎した」としました。

また、「地域外交へ向ける特別な注意は、疑いなく地域の国々との調整ややり取りによって成されるものである。アジアは、時間が経つにつれてこれまで以上に、地域に対する自身のコントロールする力を手にしていくだろう」と指摘しました。

イランとサウジアラビアは今月11日、中国・北京で交渉を行い、7年ぶりに外交関係を正常化することで合意しました。

両国はこの合意に基づいて今後2か月間以内に外相会談を行い、互いの国への大使派遣、相手国にある自国大使館の再開、国交正常化に向けたその他の要件を整えることになっています。

 


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