イラン外相、「仲介役通じ米との核問題関連メッセージ交換」

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、「我が国は核問題をめぐり、EUとは直接、米国とは仲介役を通じてやりとりを行っている」としました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相は、フランス紙フィガロとのインタビューにおいて、「核問題をめぐるEUとの外交的やりとりや交渉は、継続している」と強調しました。

続けて、「核協議については、EUのボレル外務・安全保障上級代表と連絡をとっている」と説明しました。

さらに、「米国との間のメッセージのやり取りは、地域や欧州の仲介役を通じて続けられている」としました。

一方、インタビューの別の部分ではイエメン戦争にも触れ、「イランはこの戦争を止めるため、同国の全関係勢力と連絡を取っている」と述べました。

また、イランとサウジアラビアの関係正常化については、単なる戦術的な合意ではないと指摘しながら、「我が国は通商・経済関係の拡大についてサウジと合意した」としました。

ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。