6月 12, 2023 19:34 Asia/Tokyo
  • セターレ・マズハリー選手
    セターレ・マズハリー選手

中米エルサルバドルで開かれたサーフィンの世界大会「ISAワールド・サーフィン・ゲームズ」に、イラン人女子選手がイスラム教徒・ムスリムの女性として初めて出場しました。

来年のパリ五輪の予選を兼ねるこの大会に、イランからは男子3人、女子1人が参加しました。

女子は、セターレ・マズハリー選手で、イスラムの服装規定を守りムスリム女性として初めてサーフィンの世界大会に出場しました。

マズハリー選手の出場はイスラム諸国の間でも大好評を博しました。

サーフィン・アジア大会を主催するインド洋の国モルディブはマズハリー選手を同大会へ招待し、イスラム諸国の女性選手の参加を奨励しました。

これまで、イランのサーフィン代表チームとして国際大会に出場したのは男子のみでしたが、今回マズハリー選手の出場が実現した背景には、イラン・マリンスポーツ協会会長がイスラムの服装規定を遵守した上で、女性選手の参加を支持・強調したことが挙げられます。

 


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