イラン大統領「イスラエルの衰退の兆候が現れる」
6月 19, 2023 20:53 Asia/Tokyo
ライースィー・イラン大統領が首都テヘランで、パレスチナ・イスラム聖戦運動のナハレ事務局長及び同運動の一部幹部らと会談し、「シオニスト政権イスラエルの衰退の兆候が現れている」と語りました。
ライースィー大統領は19日月曜に行われたこの会談において、さらに「パレスチナ人の一部は一時期、シオニスト政権による占領や圧政から解放されるという希望を、協議にかけていたが、今日では全てのパレスチナ人や協議の支持者さえ、闘争に希望を寄せており、パレレスチナ戦士らも現場で行動のイニシアチブを取っている」と述べました。
また、「一部のアラブ・イスラム諸国との国交正常化を目指すイスラエルの工作は実を結ばないだろう。それは、それらの諸国の国民自身がこの関係正常化に反対する最初の、そして強烈な反対者であるからだ」と述べました。
さらに、「今日、パレスチナ国民はどの時代よりも団結している、一方のシオニスト社会はより分裂しており、同政権の没落の兆候が明らかになっている」とし、「最終的な勝利は迫っており、それは偉大なパレスチナ国民のものである」と強調しました。

一方のナハレ氏も、この会談において、「パレスチナ国民は、自らに対するイランの継続的な支持に感謝している」とし、「現在、イランは地域・国際関係において決定的な役割を果たす重要な国である」と語りました。
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