6月 21, 2023 15:43 Asia/Tokyo
  • イランのライースィー大統領
    イランのライースィー大統領

イランのライースィー大統領が、「制裁とは、一国の政府だけでなく国民も相手取った戦争である」と述べました。

イルナー通信によりますと、ライースィー大統領は中南米3カ国を訪問中、中南米諸国が共同で運営するテレビ局・テレスールとのインタビューにおいて、「制裁は表面上、各国の政府に対して行われているが、その圧力はすべてその国の国民にもかかっていく。したがって、制裁下にある独立諸国間の関係強化は、その制裁無効化する方法のひとつに数えられる」と述べました。

また、「1979年にイラン・イスラム革命が勝を収めた後、イラン国民の独立・自由・正義を求めた団結の声は、同じような理想を追求するラテンアメリカの人々も感知するところとなった。そのため、この地域の独立諸国とイランとの関係は現在も、日増しに拡大している」としました。

そして、「我が国は、独立諸国に有益である世界秩序がこの先確立されると信じている。横暴な大国の覇権は、衰えつつある」と強調しました。

ライースィー大統領は今月12日より、友好諸国との関係強化のため、政治・経済代表団を率いて中南米のベネズエラ、ニカラグア、キューバを訪れていました。

 


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