イラン外務省報道官、「ロシア向け無人機輸出をめぐる主張は無実無根」

イラン外務省のキャンアーニー報道官は、ロシアへの無人機売却を理由としたＥＵによる新たな対イラン制裁行使に反応して、「イラン製無人機がロシアに輸出されているという主張は無実無根である」としました。

欧州議会は、イランがウクライナ戦争においてロシアを支援しているという根拠のない主張を繰り返し、無人機製造に使用される部品のイラン向け輸出を禁止しました。

イルナー通信によりますと、キャンアーニー報道官は、ウクライナ戦争をイランとロシアの2国間協力に関連付けるためのあらゆる工作は、単に政治目的を狙った行動に過ぎない、と強調しました。

また、「わが国は繰り返し、また公然とウクライナ戦争への反対を表明している」とし、「一刻も早くこの戦争を外交ルートによって終結させる必要がある」と強調しました。

さらに、「遺憾なことに、西側は政治的動機をもって、証明されていない空虚な主張を提起することで、イラン国民に対し既に失敗した制裁行使政策を継続している」と述べました。

キャンアーニー報道官はまた、「わが国はＥＵとその同盟国による制裁行使に対し同等の対抗措置をとる権利を留保する、としました。

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