イラン軍とイスラム革命防衛隊に新型巡航ミサイル導入

イランの新型戦略長距離巡航ミサイルが、イラン海軍およびイスラム革命防衛隊海上部隊に引き渡されました。

国際通信イランプレスによりますと、この長距離巡航ミサイルはイラン国防軍需省によって製造されました。

イランのアシュティヤーニー国防軍需相は記者団に対し、「このミサイルシステムの射程は1000kmであり、イランの海上防衛システムの射程範囲をこれまでの数倍に広げることになる」と述べました。

続けて、「このミサイルの特徴は、標的への正確な命中、高い破壊力、低高度での飛翔が挙げられる」と説明しました。

また、「このミサイルは、電磁波攻撃に対応し、さらにレーダー探知回避能力も持つ。自律飛行の経路選択には、人工知能も活用されている」としました。

その上で、「イランの防衛力は、平和、友好、同胞愛の方針に沿って進められており、地域の安定と安全を間違いなく保証するものとなるだろう」と指摘しました。

イスラム革命防衛隊海上部隊のタングスィーリー司令官も、「この巡航ミサイルを使用することで、敵の空母やそこから出撃する機体を無力化することができる」と述べました。

そして、「このミサイルの特徴の一つは、敵の電磁波攻撃に対処しながら敵をイラン沿岸より遠ざけられることにある」としました。

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