7月 26, 2023 19:26 Asia/Tokyo
  • イラン国家安全保障最高評議会のアフマディヤーン書記と南ア大統領府大臣
    イラン国家安全保障最高評議会のアフマディヤーン書記と南ア大統領府大臣

イラン国家安全保障最高評議会のアフマディヤーン書記は、「アメリカは一極主義的な政策と制裁行使により、アパルトヘイト体制を未だに維持している」とし、この危険な流れに対抗するため、独立諸国どうしが交流や協力を行うよう呼びかけました。

イルナー通信によりますと、アフマディヤーン書記は、「BRICS安全保障担当上級代表の友」会議に出席するため訪問中の南アフリカで、同国大統領府大臣と会談し、西アジア情勢に対する両国の姿勢が共通していることに言及した上で、テロや過激主義との戦いをはじめとした様々な面で両国の協力を拡大していくことを求めました。

これに対し、南ア大統領府大臣も、アフマディヤーン書記の訪問およびBRICS友好国会議への出席に歓迎の意を示して、特にエネルギー分野での両国の協力を強調しました。

また、南アフリカとしてイランのBRICS加盟申請を支持するとしながら、イラン側からの招待に応じて自ら代表団を率い同国を訪問するつもりであるとしました。

ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカは、各国英語名の頭文字を組み合わせたBRICSという名の新興経済大国グループを形成しています。このグループには現在、イランやサウジアラビアなども加盟を申請しています。

BRICS諸国は、現在の5か国だけでも世界総人口の40%以上、世界全体のGDPの約25%を占めています。

 


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