カザフが、カスピ海・ペルシャ湾のイランルートによる輸出に意欲
(last modified Wed, 09 Aug 2023 07:42:19 GMT )
8月 09, 2023 16:42 Asia/Tokyo
  • イラン北部のアミールアーバード港
    イラン北部のアミールアーバード港

カザフスタンが農産物輸出のため、カスピ海からイランを通じペルシャ湾へ出る新たな直通ルートを開こうと考えています。

ファールス通信がカザフスタン・アスタナから伝えたところによりますと、このルートでは、カスピ海を通じてカザフスタン西部クリク港からイラン北部のアミールアーバード港へ、さらに陸路でペルシャ湾に面する同国南部バンダルアッバース港までをつなぐことが計画されています。

この記事はさらに、バンダルアッバース港からはアラブ首長国連邦、インド、パキスタン、東アジア、アフリカ東海岸へのアクセスが可能となり、輸送期間も大幅に短縮されるとしました。

カザフスタンはこのルートでさらに、EU諸国へ輸出物資を運ぶことが可能になります。

これに関連して、カザフスタンのセリク・ジュマンガリン副首相兼貿易・統合相はUAEの海運会社・シマテックのタフティーCEOとも、共同投資計画に向けた話し合いを行っています。

 


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